「ハクビシンの足音や鳴き声がうるさくて眠れない」
「とにかく“今すぐに”なんとかしたい」
ハクビシンの騒音被害は不安や睡眠障害を引き起こします。屋根裏でハクビシンの足音や鳴き声が聞こえるという事は、以下の動画のような状況になっているかもしれません。
またハクビシンは屋根裏でフンをするので、このまま放置すると悪臭や染み、ダニの発生などの2次被害も引き起こされます。
そこでこの記事では、今すぐにハクビシンを追い出すための応急処置的な方法から、その後の対策などについて詳しく解説しています。まずは記事内の方法でハクビシンを追い出す所からはじめましょう。

- 地域に密着し38年、施工実績4.9万件突破!
- 日本ペストコントロール協会「優良事業所」認証。有資格者が必ず対応!
- 5年保証と毎年の定期点検
- ネズミ、ハクビシン、コウモリ、アライグマ、イタチ、その他害獣に対応
目次
ハクビシンを屋根裏から「今すぐに」追い出す方法

ハクビシンは基本的に憶病な性格をしています。そのため屋根裏に潜んでいる場合でも、少しの衝撃・音などにも敏感で、追い出しやすい害獣といえます。
とにかく「今すぐにハクビシンを追い出したい」場合、まずは以下の方法を実践してみましょう。
方法1:手や棒で天井を叩く

最も手軽な方法としては、ハクビシンがいそうな場所をバンバンと叩くことです。天井からハクビシンの足音などが聞こえる場合には、音のする場所を真下から叩いてみるようにしましょう。
脚立やイスなどに昇って叩ければ良いですが、危なそうな場合は長い棒状のものや掃除機などで天井を叩きます。この時、先端にタオルなどを巻いておけば天井を破損する心配も無くおすすめです。
ハクビシンが少し移動した程度であれば繰り返し叩き、音がしなくなるまで根気よく続けましょう。
方法2:大きな音を鳴らす

掃除機やスマートフォン、スピーカーなどを使って音を大音量で流してハクビシンの追い出しを狙います。スマートフォンの場合には天敵となる「大型犬」や「オオカミ」などの鳴き声の動画を繰り返し流すなどがおすすめです。
なるべく天井に近い場所で音を鳴らすことも大切ですが、可能なら「天井点検口」を開けてハクビシンのいる屋根裏などで直接音を出すことが有効です。

上記の画像のような天井点検口が付いていれば、フタをあけると天井裏(屋根裏)を覗くことができるので、そこで大きな音を出しましょう。天井点検口が見当たらない場合、和室があれば押入れの天井板を軽く押すだけで外れるようになっている住宅もあるので試してみましょう。

天井点検口や和室が無い場合には、害獣駆除業者や大工さんなどに依頼すると天井点検口を作成してもらえますが時間が掛かります。
“今すぐ”にハクビシンを追い出したい場合には、ここまでに紹介した「天井を叩く」や「室内で大きな音を出す」方法で追い出しを狙いましょう。
方法3:殺虫剤を撒く

天井点検口がある場合には、ご自宅にあるスプレータイプの殺虫剤を撒いてみることも有効です。殺虫成分がハクビシンに効果がある訳ではありませんが、音や匂いが刺激となりハクビシンを追い出せる可能性があります。
しかし殺虫スプレーの効果範囲は広くないため、ハクビシンが隅の方にいる場合には効果は低いといえます。ハクビシンに近付いて直接スプレーを吹き付けると、パニックになったハクビシンが反撃する危険性もあるため、遠くから吹き付けることをおすすめします。
方法4:強い匂いを置く

ハクビシンが嫌がる匂いのするもの、たとえば「お酢」などをスポンジや布に含ませて屋根裏に置いたりすることも効果があります。その他にも、「トウガラシの匂い」や「ハーブの匂い」などもハクビシンは嫌いますので、こうした匂いの発生させるものがあれば屋根裏に置いてみるなどしましょう。
しかしこうした匂いが屋根裏に充満する訳ではないため、ハクビシンが近づかないと効果は得られない可能性があります。
ここまでにどんなご家庭でも実施しやすい方法を4つ紹介しました。さらに追い出せる可能性を上げるためには、「バルサン」や「害獣用の燻煙材」を使用する方法があります。日中であれば購入しに行くか、家に常備されていれば以下の要領で使用するようにしましょう。
ハクビシンを屋根裏から「準備して」追い出す方法

ホームセンターなどには「害獣追い出し用の燻煙材」が販売されています。こうした商品はハクビシンが嫌がる匂いや成分が含まれているため、使用することでさらにハクビシンを追い出しやすくなります。また殺虫剤の「バルサン」などでも代用が可能ですので、本格的に追い出しを行う場合には準備をしましょう。
こうした燻煙材を使用する場合には、「屋根裏・中天(1階と2階の間)・床下などで同時に使用する」ことをオススメします。屋根裏と中天、床下は壁の中で繋がっていることも多く、屋根裏だけで使用すると壁の中を通って中天や床下に避難されてしまいます。
こうした事態を防ぐためにも、複数の場所で同時に使用することで逃げ場を無くし、元の侵入経路から外に逃げてくれる可能性が高まります。

こうした燻煙材やバルサンを使用したハクビシンの追い出しの方法や注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。合わせてご覧下さい。
ハクビシンを屋根裏から追い出す場合の注意点
注意点1:幼獣(子供・赤ちゃん)を置き去りにしない

ここまでに紹介した方法でハクビシンの成獣は追い出すことができますが、まだ未発達なハクビシンの幼獣(赤ちゃん・子供)は追い出すことができません。それどころか、ハクビシンの成獣だけを追い出してしまった場合などは、置き去りにされたハクビシンの幼獣が屋根裏などで餓死してしまい、悪臭や害虫の大量発生などの被害に見舞われることがあります。
そのためハクビシンの追い出しを行う前や、追い出しを行った直後には「屋根裏に幼獣はいないか?」を必ず確認するようにしましょう。
※ハクビシンの子供がいるかどうかを確認するには実際に屋根裏を覗くなどすることが確実ですが、「ピーピー」「キューキュー」といった鳥の雛のような鳴き声が聞こえたり、大人の「ドスドス」とした足音に加えて「トコトコ」といった軽い足音が混在している場合などは子供がいる可能性が高いです。またハクビシンの出産期となる4月~6月も注意が必要です。
注意点2:中天(1階と2階の間)や床下に避難される可能性も

「準備して追い出す方法」の章でも触れましたが、住宅の構造によっては屋根裏と中天(1階と2階の間)や床下は壁の中で繋がっている可能性があります。
屋根裏で追い出しを行った場合には、住宅の外に逃げずに屋根裏や床下に避難されてしまう可能性もあります。以下の動画は、ハクビシンが住宅の壁の隙間から移動している様子を捉えた映像です。
このような事態になったら、中天や床下でも同様に追い出し作業を行う必要があります。燻煙材などを使用して全ての場所で同時に追い出しを行ったり、どうしても住宅の外に出て行かないようであれば害獣駆除業者に相談することをおすすめします。

- 地域に密着し38年、施工実績4.9万件突破!
- 日本ペストコントロール協会「優良事業所」認証。有資格者が必ず対応!
- 5年保証と毎年の定期点検
- ネズミ、ハクビシン、コウモリ、アライグマ、イタチ、その他害獣に対応
屋根裏の動物がハクビシンという確証が無い場合

仮に住宅に侵入した害獣が「ハクビシン」という確証は無くても、ここまでに紹介した追い出しの方法は実施して頂き問題ありません。ハクビシンとよく似た「アライグマ」や「イタチ」の場合であっても、追い出しの方法は変わらないのでご安心下さい。
また「ネズミ」や「コウモリ」であった場合も、本記事の内容を実施したことにより問題が発生することはありません。(ただしネズミやコウモリはハクビシンよりも小さな穴や隙間から侵入できるため、侵入経路の特定が非常に難しくなります)
参考までに、ハクビシンとよく勘違いされるアライグマと、最も相談件数の多いネズミとの足音や鳴き声の違いは以下です。
- 足音
→ハクビシン「ドタドタ」
→ネズミ「トコトコ」「カサカサ」
→アライグマ「ドスドス」「ドシンドシン」 - 鳴き声
→ハクビシン「キィキィ」
→ネズミ「チューチュー」
→アライグマ「キューキュー」
※足音や鳴き声の感覚は人それぞれですのであくまでも参考程度としてご確認下さい。
【注意】ハクビシンを捕まえるのは法律違反

たとえば屋根裏に入って実物のハクビシンを見つけた場合、攻撃をしたり捕まえてしまうと「鳥獣保護管理法」違反となり100万円以下の罰金または1年以下の懲役となります。
あくまでもハクビシンを追い出すだけであれば無許可でも問題ありませんが、ハクビシンを捕獲、処分する場合には必ず自治体の許可が必要となりますので注意しましょう。
ハクビシン捕獲の法律やコツなどについては、以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧下さい。
屋根裏からハクビシンを追い出せたあとは
侵入経路を塞ぐ

ハクビシンを無事に追い出せたとしても、安心するのはまだ早いです。一度屋根裏にハクビシンが侵入したということは、住宅のどこかに「ハクビシンの侵入経路」となっている穴が存在します。
ハクビシンは帰巣本能(巣に戻ろうとする執着心)が強いため、侵入経路(穴)をそのままにしておくと高確率で再侵入されてしまいます。ハクビシンを追い出した後は、必ずこの侵入経路を塞ぐようにしましょう。
ハクビシンが住宅に侵入しやすい場所は以下の4つです。

- 屋根の重なり
- 軒下
- 床下換気口
- 換気扇などの開口部
こうした場所で、ハクビシンが通れそうな穴や隙間が空いていないかを確認します。特にハクビシンは2階以上の場所から侵入しているケースが多いので注意しましょう。以下の2つの動画では、ハクビシンが器用に住宅の2階にのぼる姿が捉えられています。
ハクビシンが侵入しやすい場所や塞ぐべき穴のサイズ等については、以下の記事で画像付きで解説していますので、合わせてご覧下さい。
またハクビシンの侵入経路の穴塞ぎは、我々のような専門業者でも難しい施工の一つです。「自分では難しそうだ」と感じたら、害獣駆除業者に相談するようにしましょう。

- 地域に密着し38年、施工実績4.9万件突破!
- 日本ペストコントロール協会「優良事業所」認証。有資格者が必ず対応!
- 5年保証と毎年の定期点検
- ネズミ、ハクビシン、コウモリ、アライグマ、イタチ、その他害獣に対応
フンの清掃、雑菌消毒

侵入経路の穴塞ぎまでを完璧におこなえば、ひとまず再発の心配は無くなりました。しかしハクビシンが侵入したということは、屋根裏などでフンをされている可能性があります。
ハクビシンは「溜めフン」といって一カ所に集中してフンをするため、放置しておくと悪臭や染みの原因となってしまいます。またフンにはウイルスが含まれており、人間が吸い込むと感染症などの原因となります。

清掃は必ず手袋とマスクを着用し「ほうき」や「ちりとり」を使用してフンをかき集めゴミ袋などに入れて処分します。掃除機はフンの粉じんをまき散らしてしまうため使用は控えましょう。清掃用具はそのまま処分するか、入念に洗うようにしましょう。
その後にフンが落ちていた場所にアルコール消毒などをしておくと安心です。
殺虫消毒

ハクビシンがいなくなると、ダニやノミが人間の体に寄生してしまうような被害も発生します。ハクビシンが侵入した屋根裏や床下には、市販の殺虫用燻煙材などを使用してダニ、ノミに対しての殺虫消毒を実施するようにしましょう。
ハクビシンの追い出しに関するQ&A
超音波機でもハクビシンは追い出せますか?
積極的な使用はおすすめしません。確かにホームセンターやネット通販では害獣追い出し用のグッズとして超音波機が販売されていますが、屋根裏の環境や個体差に大きく影響されます。追い出し対策の第一候補としてではなく、あくまでも本記事の対策を行ったうえで更なる対策を行う必要がある場合に検討しましょう。
夜間に追い出しを行っても大丈夫でしょうか?
はい。ハクビシンは夜行性のため、異常を察知したハクビシンはすぐに追い出せる可能性が高いです。翌日に穴塞ぎを行う場合には、念のため穴を塞ぐ前にハクビシンをきちんと追い出せたか確認をするようにしましょう。
追い出し中にハクビシンに襲われないか心配です
ハクビシンは基本的に憶病なので、自分より大きな人間を襲う可能性は非常に低いです。しかし子供と一緒にいる場合などは、子供を守るために人間に対しても抵抗を見せる場合があるため、不用意に近づくのはやめておきましょう。
追い出しをした後は、何日後に穴塞ぎを行うのが良いですか?
なるべく早めに穴塞ぎを行いましょう。可能なら追い出し直後すぐに実施することが理想です。しかし夜間などどうしようもない場合には、翌日以降に穴を塞ぎます。その際は、再びハクビシンが屋根裏に侵入している可能性もあるため、点検口などからハクビシンがいないかを確認するようにしましょう。
なぜハクビシンは家の屋根裏に入るんですか?
住宅の屋根裏はハクビシンにとって「外敵に襲われない」快適な環境だからです。棲みついてしまうと昼間は寝床にされたり、出産や子育てをする場所として活用されてしまいます。ハクビシンが屋根裏で何をしているかについては以下の記事で詳しく解説しています。
追い出し作業から全て業者に依頼することは可能ですか?
可能です。ただし業者に依頼をして即刻作業に入れる訳ではないため、とにかくすぐにハクビシンを家から追い出したいという場合には、記事内の方法をまず試してみると良いでしょう。
害獣駆除業者にハクビシンの追い出しから消毒まで完璧に行ってもらった場合の相場は20万円~30万円前後です。(住宅の広さや被害状況によります)
害獣駆除の費用相場については以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧下さい。
「確実な」ハクビシン対策は専門業者へ

ここまでに今すぐ実践できるハクビシンの「追い出し」から、フン清掃や消毒の流れを解説しました。大まかな一連の流れは以下です。
- ①ハクビシンを追い出す
- ②侵入経路の穴塞ぎを行う
- ③フンの清掃を行う(消毒含む)
- ④殺虫消毒を行う(ダニやノミ対策)
特に②の侵入経路の穴塞ぎは、ご自身で対策するうえで最も苦労する点です。この作業が不完全だと、繰り返しハクビシンが侵入して何度も被害に悩まされることになります。
もしも「自分では対策が難しそう」と感じたり、「自分でやったけど効果が無かった」という場合には、我々のような専門業者にご相談下さい。





