「なぜハクビシンが屋根裏に侵入してきたの?」
「どうやって対処すれば良いんだろう?」
ハクビシンは住宅の屋根裏に侵入することがあり、ドタドタとした足音やキィキィといった鳴き声によって生活する人間に不安を与えます。またハクビシンをそのまま放置しておくと、糞尿による染みや悪臭、ダニやノミの発生といった2次被害も引き起こされ、住宅にも人間にも悪影響を及ぼします。
そこでこの記事では、「そもそもなぜハクビシンが屋根裏に侵入したのか?」や、「屋根裏に侵入したハクビシンの対処法」について詳しく解説していきます。
現在ハクビシンが屋根裏に侵入して悩まれている方は、ぜひこの記事の内容を参考にして一刻も早くハクビシンの対処を行うようにしましょう。

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目次
ハクビシンが屋根裏を狙う理由

ハクビシンが住宅の屋根裏に侵入することは、決して珍しくありません。元々ハクビシンは野生の動物で、樹木の隙間や岩の隙間などを寝床として生活していました。
しかし人間が住む住宅の屋根裏は、「外敵に襲われる心配も無く」「冬は断熱材もあり暖かい」ため、ハクビシンにとって最高の環境といえます。
またハクビシンは高い所に登る能力が非常に優れており、住宅の屋根程度であれば簡単に登ってしまうことが可能です。以下の動画は、ハクビシンが住宅付近の物を利用して2階へと登っていく様子を捉えた映像です。
このようにハクビシンは高い場所でも簡単に登ることができるため、ハクビシンが通れる侵入経路(穴)さえあれば、いつでも住宅の屋根裏へ侵入される可能性があります。
ハクビシンは屋根裏で何をしている?

ハクビシンが屋根裏に侵入している場合、必ずしもそこで1日中生活をしている訳ではありません。ハクビシンは夜行性のため夜の間にエサを求めて徘徊しますが、その徘徊ルートの1つが、あなたの住宅の屋根裏になっているという可能性もあります。
- 屋根裏に定住している
→夜間はエサなどを求めて外に出たりするが、昼間は屋根裏を寝床にされている。
→長時間足音が聞こえたり、昼間に音が聞こえることも。 - 屋根裏を徘徊ルートにされている。
→エサを求めて徘徊する通り道となっている。
→夜の決まった時間だけ足音が聞こえる。
どちらかというと「徘徊ルート」の方が被害は軽いといえますが、元々は徘徊ルートだった場所を気に入り「定住」されてしまうケースもありますので油断はできません。
ハクビシンが屋根裏に侵入しやすい時期は?

ハクビシンは冬眠をしないため、基本的に1年中屋根裏に侵入される可能性があります。しかし特に被害が多いのは10月~2月の冬の時期(屋根裏の方が暖かく快適に過ごせるため)と、4月~6月の出産期(安全な場所で子育てをするため)です。
上述した時期は、「ハクビシンが屋根裏に侵入した」という相談が最も多い季節となります。
ハクビシンが屋根裏に潜むサイン

ハクビシンが住宅の屋根裏に侵入している場合には、以下のような兆候(サイン)が現れます。
- 屋根裏から「ドタドタ」といった足音が聞こえる
- 屋根裏から「キィキィ」といった鳴き声が聞こえる
- 屋根裏に染みが出来る(糞尿による被害)
また屋根裏には侵入していなくても、近くにハクビシンが潜んでいるようなら以下のような兆候がお庭などに現れることがあります。
- 生ゴミが荒らされた形跡がある(屋外)
- ペットフードが荒らされた形跡がある(屋外)
- お庭などの果樹(果物が成る木)が荒らされた
- お庭などに果実の種が混ざったフンが落ちている
このような状況がいくつか重なるようであれば、ハクビシン被害に遭っている可能性が高いといえるでしょう。
ハクビシンと他の害獣との違い【足音・鳴き声】

上述したハクビシンの兆候は、他の害獣と似ているものもあります。特に見た目や体格が似ている「アライグマ」とはよく混同されがちです。
ハクビシンが屋根裏に潜んでいるサインと、ネズミ、アライグマが潜んでいる場合のサインでは以下のような違いがあります。
- 足音
→ハクビシン「ドタドタ」
→ネズミ「トコトコ」「カサカサ」
→アライグマ「ドスドス」「ドシンドシン」 - 鳴き声
→ハクビシン「キィキィ」
→ネズミ「チューチュー」
→アライグマ「キューキュー」
足音や鳴き声の感じ方は人それぞれですので参考程度ですが、重要なのは上記のような足音・鳴き声が聞こえた場合には何かしらの害獣被害に遭っているということです。害獣被害を放置していて何も良いことはありませんので、早急に対処するようにしましょう。
害獣駆除を専門業者に依頼する場合には、「足音はするが何の害獣か分からない」と伝えて頂ければ、大抵の業者は現地調査の段階で種類を特定し、適した駆除方法を実施してもらえますのでご安心下さい。

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ハクビシンが屋根裏に侵入しやすい住宅の特徴

ここまでにハクビシンが屋根裏を好む理由や屋根裏の活用法などについて解説しました。それではハクビシンに侵入されやすい住宅はどのような特徴があるのでしょうか?
主に以下のような住宅が狙われやすくなります。
【前提】ハクビシンの侵入経路がある

ハクビシンが屋根裏に侵入しているということは、必ず住宅のどこかにハクビシンが通れるほどの侵入経路(穴)が空いています。
ハクビシンは体が細長く、直径9㎝程度の穴があれば簡単に侵入できてしまうので注意が必要です。

「侵入経路の探し方や塞ぎ方」については記事の後半でも触れますが、以下の記事でより詳細に解説していますので合わせてご覧下さい。
【画像】ハクビシンの侵入経路はここ!侵入の多い場所4選と特定方法
特徴1:お庭や近くに果樹がある
ハクビシンは「甘く熟した果実」が大好物です。お庭に果樹(果物の成る木)が植えてあればハクビシンが寄り付きやすい環境といえるでしょう。
また近くに果樹を植えている住宅があったり、果樹園がある場合などは同様にハクビシンがとても好む環境になります。
ハクビシンの好物については以下の記事も合わせてご覧下さい。
ハクビシンの好物一覧と対策|苦手なものや好物を利用した捕獲方法を解説
特徴2:生ごみを外に置いている
ハクビシンは雑食性のため、人間が好む「菓子パン」や「スナック菓子」なども好物としています。こうした生ごみを家の外に置いていたり、近くにゴミ置き場などがあればハクビシンが餌場として利用している可能性があります。
特徴3:登りやすい障害物がある
ハクビシンは電柱や雨樋なども簡単に登るため、たいていの住宅の2階などには到達できてしまいます。しかしお庭周りに物が散乱していたりする場合には、足場も多くさらにハクビシンが登りやすい環境となってしまうため注意が必要です。
ハクビシンが屋根裏に侵入しやすい住宅まとめ
ここまでにハクビシンが屋根裏に侵入しやすい住宅の特徴を挙げましたが、近年では都心部でのハクビシン被害も増えており、正直に言えば「どんな住宅でもハクビシン被害に遭遇する可能性がある」と言っても過言ではありません。
上述した例はあくまでも参考にして頂きつつ、結局は「侵入経路さえあればハクビシンはどんな住宅でも侵入する」と用心しておくことが重要です。
ハクビシンが屋根裏に侵入した場合の被害
ハクビシンが住宅の屋根裏に侵入してしまうと、具体的にどういった被害が発生するのでしょうか?主に以下のような被害が発生します。
被害1:騒音被害

ハクビシンは夜行性のため人間が寝静まる頃に活動しています。屋根裏にハクビシンが侵入していると、天井からハクビシンの足音や鳴き声が聞こえることがあり、睡眠を妨げられます。こうした被害が続くと睡眠障害や神経症といった症状となり、人間の体にも不調を及ぼします。
また一度追い出した後も、物音に過敏になってしまう方も一定数いらっしゃいます。実際に我々のような専門業者で駆除を行った方でも、神経質になってしまい「まだ屋根裏で音が聞こえる気がする」など繰り返しご相談されるような方もいらっしゃいます。
被害2:糞尿被害

ハクビシンは屋根裏のような安全な場所でフンをします。また同じ場所に繰り返しフンをする「溜めフン」という習性を持つため、フンが溜まると悪臭のほか、天井に染みなどができて汚染されてしまいます。
天井の染みは消毒だけでは解決しないため、壁紙の貼り替えなどのリフォーム工事が必要になってしまうケースも存在します。
被害3:住宅性能の低下

上述した「溜めフン」を屋根裏の断熱材の上にされてしまうケースも存在します。またハクビシンが動き回る中で断熱材が荒らされ、本来の断熱性能を発揮できないような状況になっているケースもあります。
このように断熱材が荒らされると住宅性能の低下につながるほか、断熱材の撤去ややり直しといったリフォーム工事に発展する可能性もあります。
被害4:ダニ・ノミ被害

ハクビシンの体にはダニやノミが寄生しており、ハクビシンが侵入した屋根裏ではダニやノミが繁殖してしまうケースがあります。やがて住宅で生活している人間に寄生し、虫刺されや痒み、赤みなどの被害に悩まされるケースが存在します。
こうした被害を防ぐためにも、ハクビシンが屋根裏に侵入した場合には一刻も早く駆除を行うことが重要です。それではハクビシンを駆除するためにはどのような方法があるのでしょうか?次の章からは、ハクビシンが屋根裏に侵入した場合の具体的な対策について解説していきます。
ハクビシンが屋根裏に侵入した時の対処法
ハクビシンが屋根裏に侵入してしまった場合には、まずは屋根裏から「いなくさせる」ことが重要です。そのため、ハクビシン駆除の初めのステップとしては「追い出す」か「捕獲する」という2つの方法のどちらかで対処します。
このうち手軽かつご自身でも行いやすいのが「追い出す」方法です。
ハクビシンを屋根裏から「追い出す」

我々のような専門業者がハクビシンを追い出す場合には専用の薬剤を使用しますが、ご自身で行う場合にはホームセンターなどで販売されている「害獣専用の燻煙材」や殺虫剤の「バルサン」などで代用可能です。
こうした燻煙材や殺虫剤にはハクビシンが嫌がる成分が含まれているため、屋根裏から一時的にハクビシンを追い出せる可能性があります。(※必ず追い出せるとは限りません)
使用する際のポイントは「屋根裏、中天(1階と2階の間)、床下」と、複数の場所で一斉に使用することです。

屋根裏や中天は壁の中で繋がっていることが多く、もしも屋根裏だけで燻煙材を使用するとハクビシンが壁の中を通って中天や床下等に避難されてしまう可能性があります。
そのためこうした避難場所になりそうな場所でも同時に使用することで、ハクビシンを追い出せる可能性が高まります。
燻煙材を使用してハクビシンを追い出す方法については以下の記事で詳しく解説していますので、ご自身で対処したい方は合わせてご覧下さい。
ハクビシン駆除のバルサン活用術|コツは複数設置と煙漏れの観察
ハクビシンを屋根裏で「捕獲」する

もう一つの方法として、ハクビシンを「捕獲する」方法があります。しかし注意して頂きたいのは、ハクビシンを許可なく捕獲、殺傷することは「鳥獣保護管理法」違反となり、1年以下の懲役または100万円以下の罰金となる点です。
そのため、ハクビシンを捕獲する場合にはお住まいの自治体などに許可を取ってから進める必要があります。こうしたハクビシンの捕獲については、以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧下さい。
ハクビシンを捕獲するには?法律・許可から罠のコツまで徹底解説!
ハクビシンを屋根裏から追い出せた後は

「追い出し」か「捕獲」のいずれかで屋根裏の安全を確保できた後は、ハクビシンが屋根裏に入った侵入経路(穴)を探して塞ぐようにします。
この作業を怠ると、追い出したハクビシンが再び侵入してきたり、捕獲したハクビシンとは別の個体が再侵入してくる可能性があるので注意しましょう。
ハクビシンが住宅に侵入しやすいのは以下のような場所です。

- 屋根の重なり
→重なっている部分に隙間が多くあります。特に築年数の古い住宅で多い場所です。 - 軒下(のきした)
→外壁との隙間や、破損して穴が空いている場合に侵入されやすい場所です。 - 床下換気口
→換気口の柵が外れていたり、ズレて隙間が空いていると侵入の恐れがあります。 - 換気扇などの開口部
→覗いて穴が空いているようであれば注意が必要です。
こうしたハクビシンの侵入経路の探し方や塞ぎ方については、以下の記事で画像と共に詳しく解説しています。
【画像】ハクビシンの侵入経路はここ!侵入の多い場所4選と特定方法
ハクビシンの侵入経路を塞いだら

ハクビシンを追い出し、侵入経路を塞いでしまえばとりあえず再発の心配はありません。しかし安心してそのままの状態で放置してしまうと、思わぬ2次被害を招いてしまう可能性があります。
まずは屋根裏や床下の点検を行い、ハクビシンのフンがあるようであれば必ず清掃(フンの撤去)を行いましょう。またフンのあった場所の消毒、ダニやノミの繁殖を防ぐための殺虫消毒なども行っておくと安心です。
屋根裏にハクビシンが侵入した場合の駆除費用は?

ここまでにご自身での対処方法について記載しましたが、ハクビシンの追い出し、侵入経路の穴塞ぎ、フン清掃やその後の消毒までを全て1人で行うことはとても労力が掛かります。しかも侵入経路を塞ぎきれていない場合には、ハクビシンが屋根裏に再侵入して繰り返しの対策が必要となってしまうケースもあります。
こうした作業に慣れていない場合には、はじめから害獣駆除専門業者に任せてしまうのも一つの選択肢です。
専門業者に依頼した場合の費用は一概にはいえませんが、一般的な広さの住宅で消毒まで完璧に行ったとして30万円前後が相場といえます。また保証が付いている業者なら、万が一再発してしまった場合でも保証期間内なら無料で対応してくれるため安心です。
害獣駆除の料金相場については、以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧下さい。
害獣駆除の相場はどれくらい?価格帯別の作業内容を徹底解説!

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屋根裏に侵入したハクビシンに関するQ&A
屋根裏にハクビシンの子供がいる場合はどうすれば良いですか?
自治体に相談し、「捕獲」の方向で進めましょう。屋根裏に子供がいる状態で「追い出し」を行うと、子供が取り残されて餓死してしまうケースがあります。自治体で捕獲の支援などを行っていない場合には、害獣駆除業者に相談するようにしましょう。
追い出しよりも先に穴塞ぎを行っても良いですか?
いいえ、必ず追い出しや捕獲を先に行って下さい。ハクビシンを閉じ込めてしまうと、追い詰められたハクビシンがどうにか脱出しようと爪などで住宅を破損させてしまう恐れがあります。また万が一ハクビシンが餓死して放置された場合には、悪臭や害虫の大量発生などの原因となります。
ハクビシンが人間を襲ってくることはありますか?
ハクビシンは基本的に憶病な性格なので、人間を襲うことはほとんどありません。しかし屋根裏など逃げ場の無い空間で追い詰められた場合や、出産期などは子供を守るために凶暴になる恐れがあります。ハクビシンに近付く場合には十分に注意しましょう。
市販の燻煙材を使用したらしばらくは安心ですか?
燻煙材の効果は非常に短いので、早ければ翌日にはハクビシンが戻ってきてしまう可能性があります。そのため、燻煙材を使用した後は、なるべく当日中に侵入経路(穴)を塞いでおくようにしましょう。
ハクビシンが一度いなくなれば安心ですか?
いいえ。ハクビシンには帰巣本能(巣に戻ろうとする執着心)があり、一度追い出しても侵入経路(穴)をきちんと塞がなければまた屋根裏に侵入してしまいます。ハクビシンを追い出した後は必ず穴塞ぎを行って再発防止に努めましょう。
業者に依頼した場合、屋根裏のフン清掃なども行ってもらえますか?
はい、ほとんどの害獣駆除業者では、ハクビシンの追い出しやフン清掃、その後の消毒までを行う所がほとんどです。上記の作業を行った場合の相場などについては以下の記事で解説していますので合わせてご覧下さい。
害獣駆除の相場はどれくらい?価格帯別の作業内容を徹底解説!
まとめ:屋根裏のハクビシンは早急な対処が必要!
最後にこの記事の重要なポイントをおさらいします。
- ハクビシンが屋根裏に潜むサイン
→足音が「ドタドタ」、鳴き声が「キィキィ」 - 正体は見極めなくても大丈夫
→ハクビシンという確証がなくても、害獣なら早急に対処を! - まずはハクビシンを屋根裏から外へ
→「追い出し」か「捕獲」でハクビシンをいなくさせましょう。 - 侵入経路は必ず塞ぐ
→侵入経路がそのままだと高確率で再発してしまいます。
屋根裏のハクビシン侵入を放置していても何も良いことはありません。「まずは自分で」という方は、市販の燻煙材や穴を塞ぐ資材の用意からはじめてみましょう。
「自分では難しそうだ」と思われる方は、我々のような害獣駆除業者へのご相談をおすすめいたします。現地調査は多くの業者が無料で行っていますので、まずは被害の状況を調査してもらいましょう。
