ネズミ被害発生から日が浅い住宅での駆除事例【茨城県神栖市】
茨城県神栖市で行ったネズミ駆除の事例をご紹介します。
対象のお住まいは、築30年以上の2階建て住宅です。 これまで被害はありませんでしたが、ここ数日で「屋根裏から小さな足音が聞こえるようになった」とご相談をいただきました。
「害獣駆除パートナー」のスタッフが現地調査に伺ったところ、屋根裏にわずかなネズミのフンを確認しました。状況から見て、侵入開始から1カ月以内であると判断されました。
お見積もりの提示後にご契約をいただき、早速ネズミ駆除の施工を行いました。今回は、本事例における施工の流れをご紹介いたします。
今回のネズミ駆除工程は、全体で2日間かけて行いました。 初日となる1日目は、薬剤を使用してネズミを屋内から追い出し、その後、再侵入を防ぐための対策工事を実施しました。
はじめに、屋内に潜んでいるネズミを屋外へ追い出す作業を行いました。 使用するのは、「ULV(Ultra Low Volume:濃厚少量噴霧機)」という専用機器です。これは薬剤を微細なミスト(霧)状にして噴霧できる装置です。

このULVを用いて、ネズミが嫌がる成分(忌避剤)を屋根裏全体に充満させました。 (掲載写真では少し分かりにくいですが、実際にノズルから霧状の薬剤が噴出しており、屋根裏の隅々まで成分を行き渡らせています)

続いて、ネズミの侵入経路を物理的に塞ぐ作業に入ります。 ここで重要なのは、「現在ネズミが侵入している穴」だけでなく、「今後侵入される可能性がある隙間」も同時に塞ぐという点です。
ネズミは非常に強い帰巣本能を持っており、普段出入りしている穴が塞がれると、執拗に他の隙間を探して再侵入を試みます。
そのため、現在使われている穴を塞ぐだけでは、被害の再発を防ぐことはできません。建物の構造を熟知したプロの目で侵入可能箇所を徹底的に探し出し、先回りして対策することが極めて重要です。






侵入口の封鎖作業に続いて、仕上げにダニ・ノミの殺虫消毒を行います。
ネズミの体表には、ダニやノミなどの寄生虫が付着していることがほとんどです。これらが室内に拡散すると、人やペットにもアレルギーや吸血などの被害を及ぼす恐れがあります。 こうした「二次被害」を未然に防ぐため、専用の薬剤を用いて徹底的な殺虫消毒を行いました。


1日目の仕上げとして、粘着シート(粘着トラップ)と毒エサ(殺鼠剤)を設置します。
ここまでの工程で追い出しと封鎖は完了していますが、わずかな見落としや、ネズミが新たな穴をかじって開けるなどして、ネズミが再侵入することがあります。 そうした事態に備え、侵入リスクのある場所に粘着シートと毒エサを仕掛けておきます。


以上で1日目の作業は完了となります。
後日、2回目の作業にお伺いした際、お客様より「屋根裏からネズミの足音がしなくなった」との嬉しいご報告をいただきました。
点検の結果、1日目に設置した粘着シートへの捕獲はなく、毒エサを食べた形跡(喫食)もありませんでした。 このことから、屋内にネズミは残っておらず、侵入口の封鎖も完全に成功していると判断いたしました。
最後に、仕上げとして屋根裏や床下の雑菌消毒を行い、すべてのネズミ駆除施工が完了となります。
ネズミの体や糞尿には、人間が吸い込むと健康被害を引き起こすウイルスや細菌などが潜んでいます。 こうした病原菌による「二次被害」を未然に防ぐため、駆除の最後には必ず、専門の薬剤を用いた消毒作業を行います。



これにて、合計2日間のネズミ駆除施工がすべて完了しました。
本事例では、ネズミの発生から日が浅かったこともあり、幸い建物への被害は最小限で済みました。
しかし、この状況を放置してしまうと、フンの堆積や断熱材の破損が進み、結果として駆除費用や修繕費用が高額になってしまう恐れがあります。やはり、ネズミ被害の兆候を見つけたら、早めに対処することが何より大切です。
私たち「害獣駆除パートナー」は、地域密着の害獣駆除業者です。 有資格者による確実な調査・施工はもちろん、施工後5年間の保証や、年1回の定期点検など、アフターフォローも充実しています。調査・お見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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