屋根裏で子育てをしていたアライグマの駆除事例【東京都世田谷区】
東京都世田谷区で実施した、アライグマの駆除事例をご紹介します。
「屋根裏から複数の動物の足音や鳴き声が聞こえる」とのご相談を受け、現地調査に伺いました。
害獣駆除パートナーのスタッフが詳しく調査したところ、屋根裏でアライグマの足跡と糞を確認。間違いなく住み着いていると判断しました。


さらに調査を進めると、屋根裏で「アライグマの子ども」も発見し、まさに子育ての真っ最中であることが判明しました。
本記事では、成獣と子どもを含めたアライグマ駆除の全容と、その流れを詳しく紹介します。
今回のアライグマ駆除は、計3日間の日程で施工しました。初日はアライグマの追い出し・捕獲作業に加え、再侵入を防ぐための穴塞ぎ(封鎖)を行いました。
通常、アライグマ駆除は2日程度で完了することが多いですが、今回のように屋根裏で子育てをしているケースでは、不測の事態が起こることもあります。そのため、万全を期して3日間の工期を確保し、作業に入ります。
まずはアライグマの捕獲作業から開始しました。
通常、成獣のみであれば薬剤を用いた追い出しを行いますが、今回のように子どもがいる場合は、基本的に「捕獲」を狙うことになります。追い出し用の薬剤を使用すると、親のアライグマが子どもを守ろうとして、壁の中など人間の手の届かない場所へ隠してしまうリスクがあるためです。


子どものアライグマは捕獲カゴでは捕獲が難しいため、私たちが直接手掴みで、一匹ずつ慎重に捕獲していきます。
注意したいのは、アライグマは鳥獣保護管理法により保護されている野生動物であり、原則として無許可での捕獲・殺傷は禁止されている点です。無許可で行うと法律違反となりますので、一般の方が安易に行うことは非常に危険です。
なお、当サイトの害獣駆除パートナーは、東京都より正式にアライグマ捕獲の許可を取得しておりますので、本事例のように法的なルールに基づいた捕獲が可能です。
今回の事例では、屋根裏にて合計3匹の子どもを無事に捕獲しました。
続いて、アライグマの侵入経路を完全に遮断する封鎖(穴塞ぎ)作業を行います。
追い出しや捕獲をしても、侵入経路を放置していては意味がありません。アライグマは非常に学習能力が高いため、元の穴が空いたままだと再び侵入し、被害が続きます。そのため、徹底的に調査して侵入口をすべて特定し、確実に封鎖する必要があります。
また、アライグマは非常に力が強く、鋭い爪で破壊して侵入するため、一般的な補修材ではすぐに壊されてしまいます。耐久性の高い専門資材と、アライグマの習性を熟知したプロによる施工が不可欠です。
今回の現場では、瓦屋根と破風板(はふいた)の接合部に大きな隙間があるほか、屋根の重なり部分にも出入り可能な箇所が見つかりました。




写真で使用している黒いネット状の素材は亀甲金網(きっこうかなあみ)と呼ばれ、ステンレス製の金属線を編み込んだ非常に頑丈な資材です。小さな隙間を塞ぐ際にも最適です。
さらに、写真ではわかりにくいものの、接地面にはコーキング剤を併用して隙間なく固定しており、物理的に突破できないよう、強固に封鎖しています。
今回の事例では、屋根全体に複数の隙間が確認されたため、建物外周を一周するように点検を行い、すべての侵入経路を封鎖しました。
2日目は、屋根裏に蓄積したアライグマの糞の清掃と、殺虫消毒を行いました。
なお、作業開始前にお客様から「屋根裏からの音がしなくなった」とのご報告をいただきました。これにより、初日に実施した捕獲作業と侵入経路の封鎖は成功していたと判断しました。
もしこの時点で物音が続いている場合は、侵入経路の見落としの可能性があるため、改めて徹底的な再調査を行う必要があります。
アライグマが屋根裏に住み着くと、大量の糞尿が蓄積されます。糞尿には多くの雑菌やウイルスが含まれており、放置すると悪臭や健康被害の原因となるため、丁寧に清掃しなければなりません。
本事例でも、写真の通り屋根裏の各所に糞尿が散乱していたため、徹底的な清掃を行いました。




なお、フンの撤去はできても、尿が建材に浸透してしまった場合、「尿染み」や臭いが残ることがあります。特に、尿染みが室内の天井にまで達している場合は、下地材の交換やリフォーム工事が必要になることもあります。
幸い、今回の事例では尿染みが室内の天井まで及んでいなかったため、リフォーム工事は不要でした。
アアライグマが侵入すると、その体に付着していたダニやノミが屋根裏に定着していることがよくあります。
こうした害虫が屋根裏から居室へ侵入し、住んでいる方へ二次被害をもたらす恐れがあるため、屋根裏全体に薬剤を散布し、殺虫消毒を行う必要があります。


あわせて、糞尿に由来する雑菌やウイルスを殺菌するため、同様に専用薬剤を空間全体に噴霧し、殺菌消毒を行います。

このような衛生処理を行ったところで、2日目の工程が完了となります。
3日目は、衛生処理の仕上げとして2回目の殺虫消毒を実施しました。
殺虫消毒を2回行うのは、初回ですべての害虫を駆除してきれていなかったり、卵の状態で消毒を免れた個体が孵化(卵から出てくる)して活動を始めたりする可能性があるためです。


最後に、駆除施工の締めくくりとして、封鎖(穴塞ぎ)を行った場所の最終点検を行いました。アライグマは帰巣本能(元の巣に戻ろうとする執着心)が強く、腕力もあるため、塞いだ穴を強引に破壊して侵入を試みることがあります。
今回は、再侵入の形跡や資材の破損などは無かったことを確認したため、アライグマ駆除施工の一連の作業が完了となりました。

※東京都全体の施工実績は以下のページをご覧ください。
東京都の害獣駆除実績を紹介
※東京都世田谷区の害獣駆除実績は以下のページをご覧ください。
東京都世田谷区の害獣駆除実績を紹介
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